第25回 忍者気分でラダーゲッター 

 今回は、身体を動かすのがテーマでした。ニュースポーツをやってみようということで、ラダーゲッターなるものに挑戦しました。

 スタッフはあらかじめ自分たちだけでやってみました。結構難しくて、なかなか上手くラダーに、ボールが両端に付いた紐が絡まりませんでした。

 ニュースポーツというのは、20世紀後半以降に出てきたスポーツ群です。軽スポーツ、レクリエーションスポーツ呼ばれます。ゴルフをアレンジしたグラウンドゴルフが一番分かり易いかもしれません。ゲートボールは結構見かけます。年齢や体力、運動技術などを勘案して、誰でも楽しめるように改変したもの、というと分かり易いかもしれません。障害者スポーツを含めるものもあるので、高齢者向けのみではないようです。

 ラダーに向けて、紐の両端にボールを付けたものを投げます。どこに絡まったか、バウンドして絡まったかによって点数が異なります。私たちは正式ルール(ピタッと21点とか15点先取で勝敗を決める)は難しいと判断して、単純に点数獲得を目指しました。投げる回数だけを決めてグループ戦と個人戦を行いました。参加者の皆さんは、すぐにコツを掴んで、結構点数「捕獲」。最初から、バウンドさせて絡めさせることを狙う人もいました。ワチャワチャ感が楽しかったです。

 

 私たちの応援団、パプリカ君です。人参ドレスをまとって、しっかりプレーを観戦。パプリカ君にぶつけたら、減点。でも誰もぶつけませんでした。皆さん、素晴らしいコントロール。

 

 ラダーゲッターを始める前に、いつも通り、まず体操で身体をほぐしてから、歌いました。今回の歌は、『おお牧場は緑』と『この広い野原いっぱい』。そして『パプリカ』です。『パプリカ』は大分慣れて来て、身体を動かしながら、歌も聞こえるようになってきました。今回は、頭の血流をよくするためのぐりぐり運動が加えられました。

 『この広い野原いっぱい』は森山良子さんが作曲して歌ってヒットしました。森山さんは、本当はジャズシンガーを目指していたそうです。でもこの曲がヒットして、『禁じられた恋』『なだそうそう』『さとうきび畑』と続いて、フォーク・シンガ-としての道を歩むことになったとか。

 最近コンポーザ―という言葉を聞くようになりました。作曲家のことですが、坂本龍一や小室哲哉もコンポーザーです。コンポーザーとボーカルがユニットを組むスタイルは、二人でシンガーソングライターなのかな。YOASOBI(音楽ユニット)がかなり知られているようです。私は、ヨルシカの『アルジャーノン』(『夕暮れに、手をつなぐ』の主題歌)を聞いて、そういうスタイルがあるんだと認識しました。ヨルシカもコンポーザーn-buna(ナブナ)とボーカルのsuis(スイ)の二人から成るロックバンドだと。『アルジャーノン』 は詩も音楽もいいですが、ウーン、ボカロPと言い、分からない展開がどんどん進んでいますね。

 ボカロPとは、ボーカロイドというヤマハが開発した音声合成技術を使って作曲をする人のことです。ヨルシカのナブナもボカロPとして音楽活動を始めたそうです。米津玄師もボカロPとして、「ハチ」の名前で活動していました。彼は、ボカロP引退後に、言わずと知れた数々のヒット曲を生み出しています。

 

 次回は「歌かるた」です。懐かしい歌の世界を堪能しましょう。今回も参加者の皆さん、ありがとうございました。