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第26回 「歌かるたPartⅡ」を楽しもう‼

 「5月の風」という表現が出てきた今回の展示、当日も爽やかな午後でした。シルバー・リハビリ体操から始めましたが、参加者の皆さんは、慣れてますね。他でもやっている方もいるようで、むしろ、スタッフの方が付いて行けないくらいです。

 歌は『パプリカ』鳥獣戯画バージョンを映像で流し、その動きに各自合わせました。鳥獣の動きがそれぞれで、皆さんの動きもどれに合わせるかで違っていて面白かったです。カエルがくるっと回る振り付けがあって、一緒に回っていた参加者さんもいました。凄いです。

 もう一曲は『高原列車は行く』(歌は岡本敦郎)でした。岡本さんの声はトーンが高く、滑らかな声質で聞き入ってしまいました。岡本敦郎さんは武蔵野音楽学校(現・武蔵野音楽大学)声楽科卒業です。発声が明瞭で聞き取りやすいのも納得します。作曲は、古関メロディーで知られる古関裕而さんです。

 

 最初に皆さんに、歌手名を書いてもらい、取り札を作りました。その後、新聞紙を丸めて取り棒を作り、歌手名カードをテーブルに並べて開始。司会者が曲名を言って、参加者が、テーブルの歌手名カードを取って、競い合うゲームです。

 例えば、司会者が『高校三年生』と読み上げると、テーブルでは「舟木一夫」を探して、取り合います。途中何曲か、イントロが流れて、それで取り合いました。これにもすぐ、皆さんは反応していました。

 残りカードが少なくなってからは、フェイントもかけました。既に取っている歌手の曲名を出して、お手付き一回休み。でも、皆さん一斉に「出てます」の掛け声が上がって、あまり効果なかったです。

 

 それぞれのグループの勝者が決まってから、希望の曲を選んでもらって、みんなで歌いました。『雪山賛歌』を歌ったとき、全部歌うと長い曲なのですね。驚きました。でも、歌詞がいいね、という声も出ていました。ビートルズの『イエスタデイ』はスタッフ希望で流されましたが、参加者さんも一緒に歌っていました。上手でしたよ。私は、追いつけない歌詞の部分もありました。

 『恋のバカンス』を選んだグループもあり、微妙な節回しもお上手でした。前回みんなで歌った『この広い野原いっぱい』を選んだグループもありました。この歌は、いい歌ですね。でも、最後を「手紙を書いて」と閉める部分、そうかぁ、こう来るか、と思います。「会いに来て」じゃないんですよね。作詞は小薗江圭子さんです。

 今回も楽しい時間を過ごすことが出来ました。帰り際に、「すごく楽しかった」と言ってくださった方がいました。皆さん、ありがとうございました。次回は、「那珂湊の歴史PartⅡ」です。会場がしおかぜみなとになります。磯﨑滿さんからどんなお話が聞けるか、楽しみです。


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