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第33回 ハワイアンバンドとフラダンス

 シルバー・リハビリ体操の後、今回はバンド演奏で、参加者も何曲も歌う予定だったので、カフェの歌はやめました。演奏者紹介の後、早速、『北国の春』『銀座カンカン娘』を歌いました。

 その後、フラのグループ「リリレファ」を指導している方が『カイマナヒラ』を披露。カイマナヒラはハワイのオアフ島、ワイキキビーチにあるダイヤモンドヘッドを意味しています。ハワイのシンボルを讃える歌に合わせて踊られます。手の動きが滑らかで、表現している歌詞が知りたくなります。次は、6人でパーリーシェルを踊ってくれました。

 『ふるさと』をバンド伴奏で、みんなで歌ってから、『カアナアレ(ハナミズキ)』と『糸』が踊られました。日本語の歌の振り付けも違和感なく見られました。次の『学生時代』を歌う頃には、参加者の皆さんの声もしっかり出始めていました。

 

 休憩の後、フラの皆さんは赤い衣装で登場。フラについて説明してくれ、簡単なハンドモーションも教えてくれました。波の表現は難しく、「波10年」と言われるとか。

 

 日本では、フラダンスと言われますが、フラだけで、ハワイ語でダンスを意味します。現地ではフラとだけ言われるようです。フラには「フラ・アウアナ」と「フラ・カヒコ」があります。「フラ・カヒコ」はかつては、選ばれた男性しか踊れませんでした。神や自然や王にささげる踊りだそうです。

 その後、バンド演奏に合わせて踊ったのが、『プア リリレファ』、『フラガール~虹を~』でした。『フラガール~虹を~』は、映画の中ではかなり動きが激しかったのですが、こういうふうにゆるやかに踊ることも出来るんだ、と思いながら見ていました。

 次はバンドに合わせて、『ボケます小唄』と『赤い鼻のトナカイ』を歌いましたが、会場もノリノリでした。

 

 そして『ケヴァロ ウカ』と最後のダンスが『童神』。『童神』はバンド演奏で踊りましたが、バンドリーダーから「これで最後ですが、その後にアンコールを演奏します」との前もっての紹介に、フラの皆さん、会場の皆さんから、思わず笑いが漏れました。ハンドモーションを教えてもらってからは、フラの皆さんの動きに合わせて、会場でも自然に手が動いていました。

 飛び入りで「小さな司会者」も参加してくれて、会場からも笑みが漏れました。お天気も良く、気持ちよく沢山の歌を歌い、ハンドモーションも体験できて、充実した時間でした。参加者の皆さんも楽しそうでした。

 

 リリレファの皆さん、素敵なダンスと解説ありがとうございました。レアレアの皆さん、お忙しい中、ありがとうございました。そして「小さな司会者さん」も、だんだん場慣れしてきて、良かったですよ。ありがとうございました。

 

 参加して一緒に盛り上げて下さった皆さん、本当にありがとうございました。次回の「ニューイヤーコンサート」で、また、ご一緒できることを楽しみにしています。