今回は、各自のおしゃべりのテーマをダーツを使って決めました。まず、始める前にダーツの練習をしました。初めてやる方が多かったせいか、なかなか的に当たりませんでした。そのうちに、コツを掴んで当たるようになると、面白くなってきたようです。
シルバー・リハビリ体操の後に、右(あるいは上)の作品の説明がありました。段ボールの使い方が進化しています。表面の部分を剥いで、クッション部分を効果的に使っています。色の付け方も上手だなぁと思いました。パフェの中身も多彩で美味しそうです。左の冬瓜の顔が、パフェを嬉しそうに見ています。
10月の歌は、『小さい秋見つけた』でした。「誰かさんが誰かさんが誰かさんが みつけた ちいさい秋、ちいさい秋、ちいさい秋見つけた」で始まりますが、この3回繰り返しは印象的です。この「誰かさん」が誰なのかには、定説はないようです。作詞者のサトウハチローだという説と、誰だかわからない人という説があります。
では「小さい秋」ってどんな秋のことかな、と考えてしまいました。何となく感じる秋の気配のように理解していましたが、この歌詞と藤原敏行の「秋来ぬと」は良く連想されるようです。藤原敏行は平安前期の歌人で、この歌は『古今和歌集』に収録されています。
秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ 驚かれぬる (『古今和歌集』(巻四)秋歌上・169)
古文でやったような気がしますが、当時はその情景を感じ取ることも無く、文法難しいと思いながら何となく読んでいたのでしょうね。今はしみじみといい歌だなぁ、と思います。文法の解説読むのも苦ではありません。
ところで『小さい秋』に戻って、秋らしい秋はなんて表現するのか。「大きい秋」とは言わないなぁ、風情がないし。秋深まりて、になるのか、等々。歌詞の一つひとつが、そのつながり方が疑問になってきます。にもかかわらず、何となく情景が浮かんでくるのは聞き慣れているからでしょうか。
さて、写真左側に 写っているのが、ダーツです。正式名称はハンドアーチェリー。ダーツは競技名でもありますが、手投げの矢(ダート)で的を狙います。複数形がダーツです。ハンドアーチェリーは矢ではなく、先が磁石になっているピンを投げます。私たちが使ったのはハンドアーチェリーです。まぁダーツみたいなものなので、私たちはダーツと言っていました。
テーマは次のようなものでした。①捨てられないもの、②便利なもの(道具など)、③食の思い出、④最近のびっくり話、⑤ひたちなか市のおすすめのお店、⑥今一番はまっていること(もの)、⑦ばれるとまずいこと、⑧自分の時間を増やす方法(手抜きの方法など)。
これのどれを選ぶかは、ダーツ(矢)の当たり次第。ボードに番号が貼って在り、それぞれが、ダーツ(ピン)を投げて当たった番号で話しました。
捨てられないものでは、結婚した時の洋服。話は捨てて困ったものに展開したようで、本を処分して図書館の本を利用し、外国に持って行って盗まれてしまったそうです。新たに購入して弁償したのでしょうか。私も図書館から借りた本を汚してしまい、新たに購入して返却したことがあります。
食の思い出で、孔雀の舌の話が出たそうです。孔雀の舌ってどんな味なんでしょうね。ちょっと私は食べられないかな。
最近のびっくり話が被ったグループがありましたが、皆さん、今年の暑さで体調を崩してなかなか回復していないという話になったそうです。体力だけでなく、気力も弱まったが、食欲だけは残っているとか。食欲が残っていれば、大丈夫です。
時短の裏技の話は、後で聞いて私も唸りました。オール電化にして割引終了時間の7時までにメインの家事をすべて終わらせる。朝4時に起きるそうですが、その時には既に洗濯が終わっています。このテーマを出したスタッフが、「凄いけど、4時起きは無理だわ」と言っていました。
ばれたらまずい話では、大谷翔平大好きの話で盛り上がりました。大谷君の試合を録画して、試合の部分は飛ばして大谷君が出てくるところだけを見るそうですが、旦那様が来るとパッと消すそうです。何となく分かります。同じくばれたらまずい話で、暗証番号の話が出ました。結局忘れないようにどこかにメモしますが、やたらメモが増えて、どれだったか忘れる。これもよく分かります。
一回りグループ参加者の話が終わってからは、ティータイム。話の続きに花が咲きました。皆さんとの楽しい時間の共有、ありがとうございました。またお目にかかりましょう。